〜日本一周の旅〜【19日目】

2014年5月1日(木)晴れ

和歌山県:那智➡︎すさみ町

走行距離:約55km

朝もゆっくり支度が出来、ばっちり整えて出発！

今日の多くは海沿い走行。
途中、何カ所かで見かけた光景があります。
何をしているのか、おばちゃんに尋ねます。

これは、ひじきだそうです。
そう、茶色い！
ひじきは黒いものじゃなく、茶色いらしいです！
私達、知らなかった…


先へ進むと、海と岩場ばかりが目に入ります。

色んな岩場の景色が見られました。

所により、海がとてもキレイな色に見えます。

こんな岩もありました。

道の駅では、連なった岩達を見る事が出来ました。
しかもそれには名前がついています。

“橋杭岩”
連なっている岩が、橋の様に見える事からその名が付いたそうです。
（さらっと読んだだけなので、間違ってたらごめんなさい…）



アップダウンを繰り返しながら、ついに本州の最南端へやって来ました！

嬉しかったし、興奮しましたよ〜*\(^o^)/*

ここから見る海！

素晴らしい景色です！

何より、端っこに居る事に感動(⋆ʾ ˙̫̮ ʿ⋆)

そこからの戻りも、激しくアップダウンがあって疲れたけれど、行って良かったと満足しました。



宿泊の為、テントを張るのに良い海辺を探していたけれど、岩場ばかりでなかなか見つからず。

しばらく探しながら進み、ようやく良い所を見つけました！
しかし、水場はなく、持っている水でやりくりしようと考えてまして。

人目もそんなに無いし…と言う事で、早目のテント設営。

またしても、犬の散歩をしている方に声を掛けて頂きました。
おばちゃんは、可愛い柴犬を2匹連れてのお散歩♡

お家へ行くと、お風呂にも入らせて頂き、溜まった洗濯物も洗わせて下さいました。
とても有り難かったです。

広い庭と、海が見えるテラス（というのかな？）。
すごく気持ちがいいです！
お風呂上がりのアイスは美味しかった♡
アイスコーヒーも美味しかった！

そして、お待ちかねの可愛い柴犬ちゃん達！

こっちがシロ（♂）で。

こっちが小梅（♀）。

でら可愛い♡

そしてツーショットがこちら(∩ᵒ̴̶̷͈̀ㅂᵒ̴̶̷͈́)♫

たいちゃん＆小梅♡

ひろ＆小梅♡

あれ。

シロは？

おばちゃんは元々大阪人らしく、大阪の情報を教えてくれました♫
洗濯が終わるまでの間、ずーっとお喋りして楽しい時間を過ごしました！

明日の朝、干した洗濯物を取りに来るけれど、「朝ご飯食べに来れば(*^_^*)」と言ってくれて、とても嬉しかったです！


それから海辺のテントへ戻り、浸けといたお米を炊こうとしました。

そう、その暗い海辺での恐怖体験の話をします。



もうすっかり辺りは暗くなり、ライト無しでは何も出来ません。
ライトを付け、少し離した所に置いていました。
すると、数分もしないうちにライトにカメムシが・・・！

しかもなんと、次々とやってくるではありませんか・・・！



実は、おばちゃんも話していたのだけれど、ここらは夕方以降は明かりにカメムシが大量に集まってくるとの事。
だから、おばちゃん家にも、夜になると窓ガラスに100匹以上のカメムシがびっしり張り付くらしい！



そんな話があり、しかし仕方なくライトで夕飯作りをしていたら、本当に集まって来たんです。

なるべくライトを遠ざけ、暗い中で急いで夕飯を用意しました。
作り終えると、カメムシ達がウヨウヨ引っ付いてるライトを見ながら食べるのに抵抗を感じ、テント内で食べる事に。

先にご飯達を中に入れ、どちらかがライトを消して、持って入らなければなりませんでした。


たいちゃんならやってくれるかも・・・！
そんな淡い期待を持っていたけれど、「俺、本当にこういうの無理…」と！

何ぃ〜！！！！


私だって！
私だって無理なんですけど！

と、思いながらも、やれないたいちゃんを見て「私がやらなきゃ…」という気持ちになりました。
泣きそうになりながらもライトに近づき、先に入ってスタンバイしてもらったたいちゃんに合図を送り、ライトを消して軽く地面にコンコンと当てて、付いたカメムシ達を落とします。

必死です。
怖いです。

急いでライトを持って、ひろもテントに飛び込みます。

入り口のチャックを締め、ほっと一息つき、中に入って来てないかライトを点けて確認。
テントの外にカメムシが何匹か付いている影が見えて、すごく気持ち悪い。

「うわっ！カメムシ入ってる！」と急に大声を出すたいちゃん。

これがホントの恐怖体験・・・！


カメムシ2匹と、ちっちゃい飛ぶ虫、計3匹がテント内に侵入していたんです！
虫にビビるたいちゃんは、テントが倒れてしまうんではないかという位に、それ以上行けない後ろへ下がってました。

ビビリ過ぎだからっ！とツッコミたくなる位（笑）


私だって、本気で怖いです！キモいです！泣きたいです！
けど、どちらかがやらねばならんのです〜！

私は手元にあった先ほどのライトを点けた状態でカメムシの方へ。
明かりに寄って来て、ライトに登った瞬間、たいちゃんに開けてもらった隙間から外にカメムシを放り出しました。


はぁ〜。

これで無事終了です。

たいちゃんに感謝されたのは言うまでもありません。
お読み頂き、有り難うございました。


＊ひろ＊