2014年4月29日(火)雨
三重県:尾鷲➡︎熊野(紀宝町)
走行距離:約45km
今朝目覚めたら雨音が。
それだけで少し、気持ちが落ちる。
ちょっとだけ、「走行せずに、停滞したい」って気持ちが芽生えました。
8時前、ここを貸してくれた福田さんが来て、熊野古道を案内してくれました!
昨日の夜もキツかったけど、雨の中、石段を登るのは容易じゃない。
この道は、大雨になると川になるそう!
凄い‼︎
そして昨日登った急坂を、一歩一歩グッと踏み締めながら、ブレーキかけながら降りていきます。
福田さんともお別れし、雨の中今日はここ1番の峠越えに向かいます!
雨は降っています。
しばらくは、へっちゃらなんです。
雨も。
衣類も濡れてないし。
山路を登り始めると体温が上がり、汗をかきました。
それもあり、だんだんと服が湿っていきます。
山はアップダウンが多いですが、傾斜はキツくはないので辛くないです。
寧ろ、自然と笑みがこぼれたり…(≧∇≦)
体力が付いたのか、“自然”自体が嬉しいのか、坂道を登っていると口角が上がる現象が…(笑)
しかし、トンネルと下りが多くなると、濡れた服が冷えていきます。
トンネルは、長い所で2kmを超えてます。
その冷えが強くなってしんどくなると、苛立ちになってきました。
ホントにやだ!って思ったし…。
体感温度は低いです。
しんどいです。
指先はふやけ、足先もふやけます。
道中は必死です。
寒さをどうにか和らげようと、肩に力が入る。
「あーっ‼︎」と大声を出してみると、少し力が出る。
でもすぐ寒い。
早く、早くこの道終わってくれ。
そればかり願っていました。
ーーーーー
道の駅があり、少しでも暖まりたい!という想いで寄り、そこでお昼を食べました!
味噌汁が身体に染み渡ります。
美味しかった…!
たいちゃんは量が足りなかったようですが…。
そこで元気をちょっと回復させて、また出発。
またあの寒さ!
でも、先程より少しマシな気がした。
もう先はそんなに長くないそうで、町に降りれば気温はもうちょっと暖かいとの事。
それに希望を持ち、前に進みます。
峠を越えて町に降り、福田さんの紹介があり、一人の女性に会いに行きました。
その方はさきえさん。
可愛い雑貨屋さんをやってます。
優しくて、目が印象的な可愛いお姉さんです。
色んな話をして、色んな共通点や繋がりの奇跡に感動しながら、楽しい一時を過ごしました!
この木琴はクセになります(笑)
もっと話したい!って、心から思いました!
でも…!
冷えた身体は、どんどん寒くなっていきます。
たいちゃんは大丈夫だったようですが、ひろの身体は、寒くて震えていました。
さきえさんの御好意で、お家で休ませてもらう事になり、再び自転車で向かいます。
これまた雨の中、しんどい思いでしたが頑張りました!
お家に着くと、相方(彼氏さん)のマサーヤンさん。
彼は、リアカーで旅をしてい(た)る人です。
この地でさきえさんと出会い、結婚する事になったそうです♡
ビビッと来た派ですね(≧∇≦)
ステキ過ぎる!!
それから、今日泊めてもらう予定の武和(ぶわ)さんと連絡を取り合い、車で迎えに来て下さる事になりました。
さきえさん宅に自転車を置かせて頂き、必要な荷物を持ち家を出ました。
武和さんの車で宿へ行きます。
なかなかワイルドな運転でした(笑)
雨だし、外はもう暗いし、どんな所を通っているかわからなかったけれど、水溜りに入った時の水しぶきがかなり激しかったです。
宿へ到着すると、作りに驚きました!
ぶわさんの手作りのお家だそうで!
中は、面白かったです(笑)
写真は後ほど!
夕飯に、回転寿司へ行ってお寿司を…ŧ‹"((。´ω`。))ŧ‹"
そして宿へ戻り、お喋り♫
ぶわさんは、興味深い話をたくさんしてくれました。
当たり前の事なのに、なかなか気付けない事を教えて頂き、不思議と気持ちが軽くなりました。
たくさん語り、ぶわさんが帰ってからお風呂に入り、また寝床で語りました。
本当に、旅の出会いも凄いし、繋がりも不思議。
面白いな〜と思う(*^_^*)
*ひろ*