〜千葉県一周の旅〜【５日目】
2014年3月29日(土)晴れ
君津→船橋
走行距離:約70km
昨日は、眠りにつくまでハラハラしながら夜を過ごした。
公園だった事もあり、今朝は4:30頃に太樹が起床。夜が早いから目覚めも早い。
その後、太樹に起こされて、ひろが起きる。
朝はまだ寒い。
テントと寝袋を撤収して、昨夕同様ベンチに座って朝食作り♫
朝からお腹が痛くなる程たくさん笑った！
君津を出発し、船橋へ向かう。
街中を走るのは割りと好きだけど、狭い路側帯を走る時は緊張して力が入る。
自転車に乗りながらも、たくさん笑った！
工場地帯を通った時が、かなりしんどい。
体力的には問題ない。
ただひたすら真っ直ぐだから。
何も変わらない同じ様な景色と道が、どこまでも果てしなく続く。
そんな事を感じながら走っていると、気が疲れる。
本当に、すごく長く感じた。
長い事走り、そこを抜けた時はかなり嬉しかった！
でも、千葉市内に入った頃、ケンカ勃発！
予行練習始めて初の言い合い！
それが起こる原因は、精神と身体の疲労による、集中力の低下から来るものだと思う。
余裕がなくなり、自分の事しか考えられない走りになる。
同時に冷静な判断が鈍り、ヒヤリハットも増えた。
今回、目的地が自宅で、今日で予行練習の旅は終わり、というゴールだった為、気が急いでしまったのだと思う。
私は、夫婦で楽しく走れるから一緒に走りたかったのに、その状態のたいちゃんを見て、私も次第に余裕がなくなっていった。
それまでの過程はあるが、一度止まり話をする。
前を通る人達に、ただでさえ目立つ格好の私達はチラチラ見られる。
けれど、このままの気持ちでは進めないという葛藤。
結局、意地を張っていた気持ちをお互い取り除き、最終的には大好きなアイスを食べて完全仲直り♥︎（笑）
これが1番素直なやり方かな、私達なりの。
ただ、いつ終わるかわからない、人生を、どう生きるのか。
それを考えてみると、ケンカなんて本当に小さい事だと思う。
もっと素直に、もっと楽しく生きたいなって、すごく思う！
直ぐに変わるのは難しいかもしれないけど、最強にハッピーな生き方をしてる人間は、明日死んでも後悔しないと思う。
私もそうなりたい！
自宅に着いたら、言い表せない程の安心感に包まれた。
家にある食べ物。飲み物。
すごく美味しいし、たくさんある！
食べ物に恵まれる生活って、やっぱり精神的にも安心するし幸せな事なんだな、と実感。
ちょこっとだけ、半年以上の長期の旅は、自分達は本当に大丈夫なのだろうかと考えた。
きっと、辛くもなるだろう。
人に助けられる事もあるだろう。
何が起こるか想像出来ないし、初めての事に挑戦するのは怖くもあるけど、きっとやり遂げたら私達は物凄い夫婦になっているに違いない！
それにすごくワクワクする！
今回で学んだ事、しっかりと思い返して旅の準備をしよう。
道具も、気持ちも。
胸張って、“生きる”人生を！
＊ひろ＊
